2014年9月20日
シリコンバレーとEdTech革命


本記事は、原著者の許諾のもとに翻訳・掲載しております。
シリコンバレーにオフィスを構えるスタートアップ・ Imagine K12 が、ここ数年大きな動きが起きているエドテック(EdTech-教育×IT)の潮流について、自社ブログに記事を載せています。
米国では、K-12と呼ばれる幼稚園から高校終了までの教育システムへITを取り入れようという試みが行われてきたものの、ことEdtechについてはこれまでシリコンバレーの影響が及ばなかった分野であるとし、大胆な意思決定を行う投資家でさえもこれまでは手を出さなかったと説明しています。
皮肉にも今起きているエドテック・ムーブメントの発端は、シリコンバレーではなくボストンの元ヘッジファンド・マネジャーであるサルマン・カーン氏によって創設されたカーンアカデミーであるとし、以降シリコンバレーを中心にエドテック業界に新しいアイデアや投資が爆発的に増えていることを以下の例を示し紹介しています。
- MOOCs(CourseraやUdacityといったオープンなオンライン・ラーニング)
- ブレンド型学習、つまり従来の教育方法とテクノロジーの融合
- Altschoolなどオルタナティブ教育の広がり
- プログラミング教育が普及し始めた(例:CodeHS)
- エドテック関連の資金調達額が2014年第1四半期には$509mn到達
- エドテック系の募集職のうち43%はシリコンバレーに集中