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本記事は、原著者の許諾のもとに翻訳・掲載しております。

生産性を維持するのは難しいことです。 特に開発者の立場では。
ゾーン(超集中状態)に入るには時間がかかりますが、入ったゾーンから引きずり出されるのは簡単です。
例えば、
* ミーティング
* Eメール
* 作る予定の機能や、修正すべきバグ
などに意識が分散されてしまいます。確認しておかないと、気付いたら何もする時間がなくなっています。
これを解決するための秘策があります: あらゆることに” no “と言うのです。
私たちのやり方をお教えしましょう。

ミーティングは木曜日だけ

ミーティングは生産性を奪います。私たちは経験から、いつもミーティングの前後に45分の時間が消えてしまうことに気付きました。さらに、Skypeでのたわいないおしゃべりでも15分間が失われます。

45分後にミーティングがあると思うと、重要なことは始められません。同じように、電話やミーティングが終わってから、即座に大きな問題にとりかかることも困難です。 フロー状態 にまで集中力を高めるには時間がかかります。

Paul Grahamは 素晴らしい記事 で、「製作者のスケジュール」対「管理者のスケジュール」という概念を紹介しています。

製作者のスケジュールに従って仕事をしている時に、ミーティングが入ると最悪です。たった1回のミーティングでスケジュールが分断され、何か難しい案件をするにも個々の時間が短すぎて、結局、午後のスケジュール全部が潰れてしまいます。

管理者はスケジュールを小さな時間の集まりと考えていて、一日のスケジュールにミーティングをいくつも詰め込んでいます。これは開発者(製作者)の仕事のやり方には当てはまりません。製作者が仕事をやり遂げるには、邪魔が入らない長い時間が必要なのです。

以下は製作者のスケジュールにできるだけ沿うために行うことです。
* 朝の簡単なミーティング:__5分以下にする
* __毎週のスプリント計画ミーティング:
月曜日のランチの30分間に行う
* その他全てのミーティングは木曜日にまとめて行う

localizejs-calendar

製品と顧客に集中することが最優先であると、私たちのチームは決断しました。

Eメールのチェックは午後5時20分以降のみ

私は“インボックス・ゼロ”という考え方が大好きです。その日のTo Doリストをゼロにしたときの満足感は何物にも代えられません(現実を見てみましょう。あなたの受信トレイは巨大なTo Doリストになっているはずです)。
“インボックス・ゼロ”の問題は、メールの量に圧倒されやすいということです。
この問題を解決するために、私は以下のツールを組み合わせて使っています。
* チームメイトとのチャットに Slack を使う
* カスタマーサポートに Helpscout を使う
* 指定した時間までメールを受信しないように Inbox-pause を使う
私の受信トレイは、毎日午後5時20分まで、こんな感じです。

localizejs-calendar

最後に挙げたツール、Inbox-pauseを知ることができたのは、 Alex Iskold が投稿した“インボックス・ゼロ”に関する素晴らしい記事のおかげです。

毎日行うコーディングのタスクは1つだけ

スタートアップとして起業をすると、毎日およそ20のタスクをこなすことでしょう。それら全ては、生産性の高い仕事であると感じているでしょうし、製品さらには会社が大きく躍進するための一歩であると思うかもしれません。

しかし、一つもこなすことができなければ、 意味がありません。

ですから、完了するとは思えない20個のタスクを毎日掲げるのではなく、1日1個にしておくのです。私たちは、毎日こなす唯一のタスクを、 今日の優先事項 と呼んでいます。また、やるべきことのトップ10をまとめたリストもあり、そこから今日の優先事項を選んでいます。

高い集中力で物事に対応するとはこういうことです。 達成すべきことは1つだけなので極めて解放的です。

優先事項の作業ドキュメントは、下記のような感じで作成しています。これは私たちがThe Listと呼んでいるもので、Googleドキュメントを使用しています。

p1 for the day

この考えは、 Jesse Hertzeberg そして Alex Iskold から学びました。非常に優れた戦略です。

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監修者
監修者_古川陽介
古川陽介
株式会社リクルート プロダクト統括本部 プロダクト開発統括室 グループマネジャー 株式会社ニジボックス デベロップメント室 室長 Node.js 日本ユーザーグループ代表
複合機メーカー、ゲーム会社を経て、2016年に株式会社リクルートテクノロジーズ(現リクルート)入社。 現在はAPソリューショングループのマネジャーとしてアプリ基盤の改善や運用、各種開発支援ツールの開発、またテックリードとしてエンジニアチームの支援や育成までを担う。 2019年より株式会社ニジボックスを兼務し、室長としてエンジニア育成基盤の設計、技術指南も遂行。 Node.js 日本ユーザーグループの代表を務め、Node学園祭などを主宰。